新紙幣発行で再注目!昭和の紙幣の魅力と価値を徹底解説!

昭和のお札 エンタメ

新しい紙幣が発行されましたね。昭和、平成、令和を生きているとなんどかこの節目を経験しましたが、わくわくする気持ちとちょっぴりの寂しさが入り混じります。

子どもの頃、お年玉袋からドキドキしながら引っ張り出していた四つ折りのお札を広げてみていたあのお札、当時のお札のデザインや人物がやっぱりいちばんしっくりくるのは私だけでしょうか。

昭和のお札の魅力は色あせない!今回は、新札発行にちなんで、昭和のお札の美しさとその魅力を再確認してみましょう。昭和ファンの皆さん、必見ですよ!



昭和のお札の存在感がすごい件

昭和の1万円札

新しいお札が登場すると、そのデザインの斬新さや技術の進化に感心します。でも昭和のお札には独特の味わいがありますよね。例えば、一万円札の聖徳太子の威厳ある表情や、どっしりとしたアンティーク調の重みある重厚感、

聖徳太子様がお年玉袋からでてきたときの感動といったらもう、まさに拝みたくなるほどでした。みてください、この重厚感。

昭和の1万円札

昭和の1万円札

黒のグラデーションに苔のような緑のアクセントがまるで骨董の佇まいです。
昭和のお札のこの細かい彫刻や色彩の絶妙なバランスを見ると、やっぱり「昔のお札っていいなぁ」と思わずにはいられません。

お札に描かれた人物たち

昭和のお札

昭和の紙幣には、歴史を彩った偉人たちが描かれています。

  • 一万円札(1958年 – 1984年発行)
    • 聖徳太子(しょうとく たいし): 飛鳥時代の政治家で、日本最初の法典「十七条憲法」を制定し、仏教の普及に尽力しました。
  • 五千円札(1957年 – 1984年発行)
    • 聖徳太子(しょうとく たいし): 一万円札と同じく、飛鳥時代の政治家であり、日本の歴史に大きな影響を与えた人物です。1万円と間違えやすかったですよね。同じ人物なので。

千円札(1963年 – 1984年発行)

  • 伊藤博文(いとう ひろぶみ): 明治時代の政治家であり、日本初の内閣総理大臣です。日本の近代化に大きく貢献しました。

千円札(1984年 – 2004年発行)

  • 夏目漱石(なつめ そうせき): 明治から大正時代にかけて活躍した作家で、『吾輩は猫である』や『こころ』などの作品で知られています。

五百円札(1951年 – 1994年発行)

  • 岩倉具視(いわくら ともみ): 明治時代の政治家で、明治維新において重要な役割を果たしました。岩倉使節団を率いて欧米を視察し、日本の近代化に大きな影響を与えました。



昭和のお札のデザインの特徴

昭和のお札のデザインは、まさに芸術品。背景に描かれた風景や模様、そして色使いの妙。例えば、一万円札の背景に描かれた法隆寺の荘厳な姿や、千円札の繊細な模様。これらのデザインは、ただの通貨以上の価値を持っています。

世界的にも日本のこの紙幣技術は最高峰といわれています。海外の紙幣って、なんかチープな感じしませんか?それは日本の紙幣のレベルが高いからなのかもしれません。

新札も確かに美しいですが、昭和のお札のデザインには、細部まで職人技の粋が詰まっています。

昭和のお札のエピソードと逸話

昭和のお札に描かれた偉人たちには、面白いエピソードや逸話がたくさんあります。
例えば、聖徳太子が夢殿で瞑想しながら未来を見通したという伝説もあります。

月が綺麗ですね

また、夏目漱石が「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳した話。彼のロマンチックな一面を知ると、お札に描かれた彼の表情もなんだか優しく見えてきます。

そんなエピソードを思い出しながらお札を見ると、ただの紙切れ以上の価値を感じますよね。



昭和の紙幣のコレクター的視点

昭和の紙幣

昭和の紙幣は、コレクターにとっても宝物です。保存状態や希少性によってその価値は変わりますが、どのお札も持つ歴史とデザインの美しさは不変です。保存方法としては、直射日光を避け、湿度を適切に管理することが大切です。

昭和のお札を集めることで、その時代の雰囲気や歴史を感じることができます。コレクターにとって、昭和のお札はまさにタイムカプセルのような存在です。また、オークションサイトや専門のコレクターショップでは、昭和のお札が高値で取引されることもあります。特に保存状態の良いお札や発行枚数の少ないレアなお札は、驚くほどの高値がつくこともあります。

昭和の紙幣の取引情報

昭和のお札は、

一万円札の聖徳太子や、五千円札の聖徳太子、千円札の夏目漱石などは、特に人気があります。

オークションサイトや専門のコレクターショップで取引されています。以下に、古いお札をオークションで取引するためのポイントをいくつかご紹介します。

  1. 状態の良さ: お札の価値は、保存状態によって大きく変わります。シワや汚れ、破れがないものほど高値で取引されます。保管の際には、直射日光や高湿度を避けることが大切です。
  2. 希少性: 発行枚数が少ないお札や、特別なエディションはコレクターにとって特に価値があります。エラープリントや記念発行のものは、特に注目されます。
  3. オークションサイトの活用: ヤフオク、メルカリ、eBayなどのオークションサイトでは、昭和のお札が頻繁に取引されています。これらのサイトを活用して、自分のお札がどのくらいの価値があるのかを確認すると良いでしょう。
  4. 専門ショップの利用: 専門のコレクターショップや古銭商でも、昭和のお札を買い取ってもらうことができます。専門家の意見を聞くことで、適正な価格で取引することができます。

五百円札の美しさが秀逸すぎる

昭和の500円札

昭和のお札の中で、あなたはどれがお好きですか?全部美しいですが、私は五百円札かな。
他のお札より二回りほど小さめで、この何とも言えない青、抑えめの彩度の青というか紺、藍色?
すこしグレーを帯びた、それでいて優しく透明感のあるこの青一色の世界観、これはもうジャパニーズブルーといっていいのではないでしょうか。

浮世絵の青のような、そしてこのわずかなピンクのさし色はまるで桜のつぼみ色にみえませんか。

この青にどうしても惹かれてしまうのです。
以前 たまたま聞いていた福山雅治さんのラジオのオンエアで、「500円札のデザインが大好きで、あの青が好きだった」というお話を熱く語っていらっしゃってて、同世代ということもありすごく共感したものです。

さりげない桜のあしらいも粋です。こんなに美しく印象的な紙幣をわたしはこれまでもこれからも見ることはないでしょう。

当時、おつりで五百円札でもらったときのうれしかったこと。もちろん使わないでとっておいたのでいまでも大事に保管しています。



まとめ

新札の発行に伴い、改めて昭和のお札の美しさとその歴史的価値を見直してみると、その魅力に改めて気づかされます。新しいお札もこれから多くの人に愛されていくのでしょう。

でも昭和のお札には独特の味わいと歴史の重みがあります。昭和ファンの皆さん、これからも昭和のお札の魅力を大切にし、その美しさを次世代に伝えていきましょう。
この記事が、昭和のお札の魅力を再発見するきっかけとなれば幸いです。